震災後約8ヶ月後の仙台2011年10月31日 02:09

4ヶ月ぶりの仙台。
職場絡みでオフィシャルなイベントがないとなかなか行けない
近いようで遠い仙台。

市街地は一見賑わいを取り戻しているような感じがするのですが、
震災前のそれとは違う。
華やかさというかキラキラさがない。

街全体が何か背負ってしまったような、
うっすらグレーな空気を感じる。

6割以上が半壊となったマンションや
地盤の弱いところに立つ民家は補修工事が本格的になったいた。

景気がいいのは建設不動産業だけなのか、
あちこちで店舗の閉店も目立つ。
津波被害で例年の1割しか取れないであろう牡蠣料理店は
軒並み廃業。

母の勤務している会社も
契約先の急速な業績悪化で来年度はどうなっているか不明。

宮城県知事は放射線問題に積極的に取り組まないことで批判されているが、
確かに宮城に悪い評判が立てば、東北はもう立ち直れなくなるだろう。

一方今は地方選のさなか、
共産党候補者の宣伝広報には選挙区内の放射線量が細かく書かれていて、
不安な方は事務所に一報入れてもらえば計測に来てくれるとか。

どうしようかこの暗澹たる気持ち。

ただ言えるのは…秋田は平和だ

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