ママさんダンプ2006年01月17日 02:22

北海道では手袋を履いて「ママさんダンプ」で雪はねをするのです。

豪雪に見舞われている地域の皆さんお見舞い申し上げます。
大雪ので死者も100人超えたということでこれはもう災害と言えます。

しかし、各種の災害に対して何らかの備えはあると思うが
大雪に対してはどうなのだろうか?

私は札幌暮らしの経験があるが、
北海道方面からは雪害の大きなニュースはあまり聞こえてこない。
(確かに記録的な降雪で生活にも支障はでているようだが)

北海道は家や道路、街の作りが違う。もちろん寒さに対しても。
除雪を考慮した道幅、除雪体制、
住宅の高い基礎、屋根、個人宅にもロードヒーティングは珍しくない。

しかし私が見てきた限り、東北北陸の豪雪地域でも
住宅は一般的な本州仕様であることが多い。

構造強度偽装に世間の注目が集まっているが、
元々の豪雪地帯、屋根への降雪は構造強度のファクターにはならない?

雪を下ろす事が前提の家造りをしていることに疑問を感じる。
なぜに簡単に潰れてしまう車庫や倉庫を作らなければならない?

雪下ろしが必要な作業だとしても安全意識が低すぎるのでは。
現場工事では2m以上の高さは高所扱いで安全具は必要。
もちろん、物が落ちてくる可能性のある場所は当然立ち入り禁止にする。
テレビで見る限り地元工務店の作業はプロの安全対策がなされてる。

抜本的な対策を行わないと大雪の度に同様な被害が繰り返されるだけだ。

日本海側の鉛色の空、降り続く雪、気持ちが滅入ってくるのも分かるけど…

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